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私の体験談シリーズ②《自然音を生活に取り入れてみよう!》

現代の生活環境では、自動車や飛行機、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、パソコン等の人工的な音に囲まれています。

 

そうした環境では、無意識に自律神経やホルモンのバランスが崩れてたり、不安や不快を感じたりしますが、一方で小川の清流や波の音、鳥や虫の音などの自然の中の音の中では、緊張がほぐれ、気分が落ち着きます。

 

現代の様々な人工的な音に囲まれた生活環境の中で、心身の健康を維持して健やかで活力のある生活を送るために何か生活に取り入れられる物があれば素敵ですよね。それが私の体験です。

目次

1.ベッドサイドで流れる自然音で快眠

私が、本格的に自然音を生活に取り入れたのは、意外と最近で4年前のWell-Beingクリエーター研修を受けている頃ではなかったかと思います。

その頃は、丁度、知的障害者入所者施設に転勤になった頃で、夜間の仮眠時や夜勤明けで自宅で日中休む時にハワイの自然音CDの波の音を枕元や足下に流して休んでいました。

ハワイの波は、豪快で聴き方によっては力強い音ですが、寄せて返す音のテンポやリズムが非常にゆっくりした深い呼吸に同調しやすく、その点で入眠しやすかったのを覚えています。

それから、年月が過ぎ、現在の私の部屋では、24時間ずっと自然音CDの音が流れています。日中は、活動的な昼の屋久島の音(小川系)を、夜や睡眠時は、屋久島Night(虫の音系)や石垣島(波音系)、宮古島(波音系)などの夜の音を流しています。

なかなか眠れない時には、これらの波音に合わせて呼吸をしていくとスーッと入眠できることが多いです。

もちろんCD音ではなくて、お庭から素敵な秋の虫の音が聞こえて来るとそれだけで気持ちが穏やかで軽やかになりますよね。わが家も9月に入って暑さが和らぐと裏のお宅のお庭から秋の虫の音の大合唱が聞こえてきてとても心地よい気分になっております。

皆さんのところはいかがですか?

2.自然音CDを自動車運転時や飛行機搭乗中に聴くと疲れにくい。

上記と同じ4年前頃、職場へ早番で出勤する時は、家を出るのが初電前なので、自動車で2時間かけて通勤をしてました。

この時に昼の屋久島の音を流して運転してみたところ、非常に快適に運転が出来ました。

それまでの自然音のない場合の運転では、ちょっとしたことでもイライラすることが多かったように思いますので、それ以降できるだけ自然音を流して心穏やかで快適な運転をしています。

サウンドヒーリング協会では、毎年(来年は中止)マイアミからカリブ海を一周するホリスティッククルーズに参加しています。

これには、サウンドヒーリングやその他の代替補完医療に関連した人達が参加し、講義や体験を行っているクルーズです。

サウンドヒーリング協会チームとして毎年10名前後のWell-Beingクリエーターやセラピストが参加しています。

これに参加するために日本(成田)から米国(マイアミ)に飛行機で約12時間揺られて行くのですが、この機内で自然音CDをずっと流してヘッドフォンで聞いています。

これをするようになると機内の轟音は緩和され、時差ボケや疲労が少なくなったように感じ大変助けになっています。

3.自然音CDの効果

①音の特性

音は縦波の振動で、八方に拡散し、進行方向に物質を揺さぶりながら伝達します。

②音の伝達速度と人体

音は、媒介する物質(媒体)の状態によって速さが異なります。

空気中を秒速340m、水中を秒速1,500m、骨などの固体中を秒速5,600mで進むことが出来ます。

約70%を骨と水で構成されている人体は、音が伝わりやすく、共鳴しやすい媒体であり、サウンドヒーリングの効果が発揮されやすい性質を持っています。

③音の心身への影響

音は、意識して聞いている、いないにかかわらず、私たちの心身に想像以上の影響をもたらしています。

自分で声を出して耳を塞いでも音の物理的な振動は、骨伝導により鼓膜を通さず直接蝸牛に伝達されることで頭の中で聞こえます。

また、外からの音は、空気を振動させて、皮膚組織から体内のネットワークを通して体内に情報が伝えられます。

現代の生活環境では、上述の自動車や飛行機をはじめ、冷蔵庫やエアコン、電子レンジ、電車、テレビ、パソコン、携帯電話の音など人工的な騒音が周囲にあふれています。

そうした環境では、無意識に自律神経バランスが崩れて末梢血管が収縮し肩が凝ったり冷えを感じたり、体に力が入ったり、不快に感じたり、ストレスホルモンが分泌されます。

一方、小川の清流や波の音、鳥や虫の音などの自然の中の音は、幅広い帯域の音が同時にあちこちから発せられ、互いに共鳴しあうことで豊かな倍音を、1/fというそよ風のようなゆらぎを持って、奏でられています。

自然音で環境を整えると緊張がほぐれ、気分が落ち着きます。

自律神経のバランスが回復し、自然と血液の循環が良くなり、オキシトシンやセロトニンといった体に良いホルモンの分泌も高まります。

④先程の飛行機内の音の話に戻りましょう。

飛行機内では、ジェットエンジンの音が機内客室に轟々と常に響いています。この音も幅広い周波数帯に鳴り響いていると感じます。

自然音を普通にスマートフォンなどのスピーカーから音を出した場合は、マスキング効果でエンジン音に全くかき消されてしまいます。

しかし、ヘッドフォンをすることで耳元では、エンジン音の耳への侵入が制限され、さらに極近から発せられる自然音によって多少のマスキング効果が発揮され、耳元だけですが、エンジン音が緩和されます。

それと同時に自然音の体を緩める方向の効果と相まって時差ボケや疲労がある程度緩和されることに繋がったのではないかと推察しています。

皆さんも是非試してみてください。

4.図画出典元、参考文献等

・サウンドヒーリング協会資料より引用(3.①図)。
・サウンドヒーリング協会ホームページを参考に作製(3.②図)。
・写真は、筆者撮影。

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